建物に使われた「アスベスト」の見分け方。

アスベスト飛散した細かな繊維を肺に吸い込むことにより、

健康被害を生じさせる物質です。

建築における過去アスベストの使用例を見てみると、

大きく分けて

①「直接吹き付け」

②「部材への混ぜ込み」

の二つの方法が主流となっており、それぞれの使用方法に段階的な法律上の規制が行われて来ました。

平成7年には1%以上のアスベストを含んだ製品が製造出来なくなり、平成18年には10分の1の「0.1%まで」規制が引き上げられました。

この正体が、アスベストであり、蛇紋石や角閃石といった鉱物から採取される繊維状の物質という事になります。

驚いたことに、一時期は「アスベストを使用していないと、建築の許可が下りない」という種類の建物まで存在していたといいます。

具体的なアスベストの危険性については、空気中に漂う飛散繊維を吸い込むことで、肺がんなどを発生させるというものであり、我が日本でも時代の流れと共に何度かアスベスト使用に関する法改正がなされて行われたのです。

(福島県の温泉街出身の私は、実家が食堂という事もあり、小学生の頃に出前のお手伝いをしてました。その温泉施設の裏玄関へ向かうために裏道から通路を渡り、お店の常連さんの社員さんのお食事を届けていたのですが、その通路の鉄骨周りに吹き付けられていた、綿のような、紙の材質のような、あ、あれだ、、、と頭を過りました。。。)

少し、、というか、随分嫌な話題になってしまったのですが、

凄く身近にこんな事があったという事実に、このお仕事に就いてから知り得ました。

正直、こんな情報は業界人しか知らないのでは?と思う傍ら、 自分の情報の未熟さにも愕然としました。

そして、リフォーム業界に入った当時、その「アスベストの」見た目を知っていた私は、意識を変え、正義感でアスベストの材料に注視しました。

すると、見た目は似ていても健康被害の無い部材「ロックウール」もあることを知ります。

「ロックウール」と「アスベスト」

この吹き付け工法は、見た目には殆ど区別が付きません。

いまだに現場調査にお伺いすると「ロックウールだと思ったらアスベストだった。」なんて事も幾度か経験し、世の中、日本の情報伝達能力の限界を体感しました。

それと同時に、その部材として施工した側、業者さんの善意の労力との不条理も感じざるを得ませんでした。。。

そして、そのお家に住んでいる方も、全くの寝耳に水のお話。

そのお話を打ち明けるのも、やはり気の毒になります。

というのも、アスベストの処分も、アスベストの影響を軽減する工法も通常の施工よりも費用も負担になってしまうからです。

リフォーム会社には、保険会社とのやり取りに手間をかけたくない、または知らない。早く工事をしたい。など私の経験上様々な会社側の背景があります。

やはり、負担の無い、顧客満足度を選択できるリフォーム業者さん選びは、お客さん側にとっても大変なんだと思いました。

営業さん側の知識と発想。 お客様のタイミング、会社側の都合、火災保険の状況、など、お客様側も知らない事と未知なる展開が進んでいってしまう事があり、不安と信頼との葛藤、心理面でも大変なんだと痛感しました。。。

お見積りの概念 お客様は、かなりの確率で「お見積り=お申込み」 というお考えでご依頼頂くことが多いです。

お申込みになりやすいという面では、当社は嬉しいのですが、お客様には数社の比較、会社の姿勢を感じ納得・安心できる検討をして頂く事をお勧めします。

その為にも、現場画像と施工内容、材料の案内(塗料の銘柄・耐久年数・保証等)、現場監督の仕事内容、職人さんの仕事内容、現場の工程写真、保証、と数多くの判断基準を設けている業者さんを知るという事も大切です。

特に注視すべきポイントは、足場に登れない現場監督です。

これは、当たり前の疑問なのですが、現地に行ったとしても・工事段階で現物も見ずに監督ができるのでしょうか。 足場も登らずに親方・職人さんと対話しただけで、まるで自分が現物を見たかのようにお客様に報告している。そんな光景をよく経験しました。

これは、物件の状況によってイレギュラーへの対応を全く考えていないという事になります。

作業工程通りに進めるためにも、再考せず、見積書の通り指示だけしているという事になりませんでしょうか。足場に登って今後のお家の想定をしていないのです。

職人さんから報告を受けて、想像や口頭だけで判断できるのでしょうか。 改めて営業さん、監督の時間を作り、現場作業を止めて現物を見に行くのでしょうか。

でもそれは、現実的にありえない状況ですよね。 現物の状況から、工法を変えたり。職人さんと打ち合わせなどよくあることです。

不思議です。

足場に登れない営業さん・現場監督さんは、私なら頼めません。

話が少し反れてしまったので戻ります。

では、肝心の皆様が住んでいるお家を簡単にアスベストチェックする方法です。

どうしても、お家の部材のサンプル材は必要になりますが、あとは簡単です。 ≪準備物≫ お酢 サンプル部材 混ぜ棒 器

↑ これらを準備頂き、単純にお酢に部材を混入し混ぜます。

被害が無い方の「ロックウールの場合」には、酢の酸によって溶け始めます。

が、 アスベストの場合は溶けることなく、酢を吸収してゲル状に変化します。

屋根の材料にもアスベストを使用されている事もあります。 (つい最近もアスベストの材料を使われた屋根を対策させて頂きました。)

火災保険の対象となれば、実質無償~1・2割負担でアスベスト対策も可能となります。

ご自身でチェック頂ければ問題ありませんが、屋根などはどうしても危険個所に上り下りするので、現場調査としてご依頼いただければ無償にて確認致します。

ご要望がありましたら、お申込み等は「別で」構いませんのでご相談ください(笑)

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